まずは食品系のゴミ処分
皆さん、こんにちは。
生活環境ドクターのミスズマンこと美鈴環境サービスの鈴木です。
今日は、弁護士案件のご遺品整理で、まずは財産価値のない食品系の整理処分にお伺いしました。
まず、相続放棄する可能性がある、もしくは相続放棄する場合に、絶対に知っておいて欲しいのは、
まずは、必ず弁護士か司法書士に相談してください。もっと、詳しく言うなれば、不動産が絡むなら司法書士、揉める可能性があるなら弁護士を選択してください。
そして、その士業の判断に委ねて家財整理も行ってください。基本的に、誰が見ても処分するしかない紙屑、生ごみなどの金銭価値の無いモノ、写真、古びた衣類、手紙など交換価値のないものに関しては処分や受取は問題ありません。
ただし、注意点があります。
・家財整理費用は、ご自身のお財布からだしてください。当たり前ですが、被相続人の財産から出すと、単純承認となり相続しなくてはいけません。
それと、価値のあるモノも移管は大丈夫だということも覚えておいてください。
※移管・・・トランクルームや物置、自宅などに保管すること
今回は、戸建てなので賃貸の場合のお話は割愛させていただきます。賃貸は、オーナーや不動産屋が絡んできますので、もう少しややこしい話になってしまいます。
さて、今回は、まず食品系のお片付け。
お料理が趣味だったため、食材はもちろん、調味料などがたくさんありました。相続人の方は、すごく心優しい方で食べられるものがあれば、残したいともおっしゃっていました。
皆さんも、たとえお亡くなりになっても、故人に対し、心優しく接してあげて欲しいと思います。きっと、そばで喜んでいらっしゃると思います。