遺品整理業者に聞きたいシリーズ1~遺品整理の一般的なプロセス(お問い合わせから処分までの流れ)~
皆さん、こんにちは。
生活環境ドクターのミスズマンこと美鈴環境サービスの鈴木です。
不動産の売却もひっくるめてお受けしたお客様宅の家財整理および不動産の買取などが大まかではありますが終了しました。
非常に物量が多いお客様ではありましたが、買取とリユースでいくらかは減らすことが出来ました。この大型家具もリユース品の1つで、海外の方に使っていただけるということで、傷をつけないように慎重に運び出しさせていただきました。
このような大型家具を運ぶとなると、男性であっても腕力と背筋・腰力のチカラが必要となります。体のケアは本当に大事な仕事であります。
また、「ゴミにはならないため、処分量はかからない」とお伝えしていますが、搬出するための人件費はかかってしまうので、そのあたりはお客様にはご理解いただいております。
さて、今日は、遺品整理業者に聞きたいこと第1段をお話したいと思います。
遺品整理のプロセス
お片付けについて、お客様は業者さんが、どのような順序でされるのか?
「全く分からないので知りたい」「何も分からないのですごく不安」だと聞きます。そこで、今日のブログではお見積りから作業終了までの流れをお知らせしたいと思います。
弊社の順序では、次の通りとなります。
1.電話かメールでお見積り日時のお打ち合わせ
2.お見積り・物量計算
・現状の想いや相続人など必要最低限の状況など
a.まだ、処分するモノなど何も決めていない
b.ある程度遺すモノ等が決まっている
c.どうしていいか分からない
d.連絡の取れない相続人がいる
(遺品整理することを知らない人がいるなど)
・窓口(お立会いやお支払い)となって頂ける人
・不動産の将来(売却・賃貸・解体)
・探索物の有無
ネット機器、遺言書、エンディングノート、不動産関連・証券・保険関連の書類・マイナンバー・免許証・狂犬病予防接種証明書、友達から借りているモノ、鍵、貴金属、金銭価値のあるモノ等)
・お買取りについての説明
・養生や建物および作業にあたっての注意事項
・納期、明け渡しの確認
・供養の有無や処分不可物等のご確認
3.お見積りの提出(見積記載事項)
・追加料金がかかる時の説明
注:どんな業者でも追加料金が生じる場合の確認は絶対にすること!
・貴重品は受け取らない旨の説明
・神棚、お仏壇等の供養の再確認
・お焚き上げするモノの再確認(人形・写真・ぬいぐるみなど)
・処分不可等の再確認(備付物:照明、エアコン・カーテン関係など)
4.ご成約
・日時のお打ち合わせ
・お支払い方法の確認
・駐車関係など近隣駐車事項の再確認
5.お買取りと分別仕分け作業
・動産の査定:お買取りと分別仕分け作業
貴重品、形見分け等遺すモノ、お焚き上げ品、3R品に仕分け、不用品はさらに分別
・不用品の搬出・積み込み・処分・お部屋の軽清掃
6.処分品の搬出・積み込みと作業終了まで
・処分品は、一般廃棄物処理業者により処分していただきます。
・遺したモノのご確認 (現地確認・配送・LINE等)
という流れで行っております。
もし、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。