金庫の解体35,000円からお受けします
皆さん、こんにちは。
生活環境ドクターのミスズマンこと美鈴環境サービスの鈴木です。
先日は、兵庫県で孤立死でお亡くなりになられた方の子供さんからのご依頼で、特殊清掃と金庫の解体にお伺いしました。
相続開始にあたり、重要な書類関係が何一つ見つからない状況と生前にお母様が大事なものを「金庫」に入れているという情報から、
「とにかく金庫の中を開けてみないと始まらない!」
と次の動きが取れないいう決断になりました。
そこで、難儀な金庫の解体!
果たして、どれくらいの大きさなのか?
まあまあデカいし重たい(-_-;)
でも、珍しくキャスター付きでしたので、ちょっと広いところに転がして倒すことが出来ました。だいたい幅500×奥行500×高さ600くらいです。
準備するモノは、サンダーと金属・ステンレス用の刃を5枚以上、鉄製ハンマー、バールあとは必要防具です。
重機で解体しないといけないくらいの大きさは別として、家財整理で出てくるレベルであれば、たいていこの方法で解体ができます。
金庫の前ではなく、側面をめくり上げます。すると、鉄と鉄の間に軽量コンクリートがびっしりと詰まっているので、これらをハンマーとバールを使って砕いていきます。
すると、金庫解体の最大ポイント!!
このロックがかかっているピンが出現します。
まさに、キーポイントです!!
このピンだけ、ステンレスで出来ています。本当にうまい具合に、サンダーで削りにくいような構造になっていて、あっぱれですが、これさえ削れば、ダイヤル番号が分からなくても鍵が無くても開けることができます。
だいたい所要時間は、慣れたら1時間程度で解体できると思います。
注意点は、
・煙感知器が作動しないようにすること!
・換気
・解体後のコンクリート粉塵の清掃
です。
料金は、2023年時点で35,000円~です。
もし、ダイヤル番号が分からない、鍵を紛失してしまった。
といお困りの際はお問い合わせ頂けたらと思います。