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大阪市西成区の遺品整理

2024-04-14

皆さん、こんにちは。
生活環境ドクターのミスズマンです。

先日は、大阪市西成区の不動産業を営む社長様より、遺品整理のご依頼をいただきました。

マンション1室の浴室でお亡くなりになられてから数か月が経過し、家賃が未納のため発見されました。孤立死の現場では、職業上による発見というのが、約49.6%と半分を占めています。ここには、「管理・福祉・警察」が含まれており、オーナーや不動産屋も該当します。

ちなみに、近親者(親族・友人)が39.4%、その他11.0%が他人という構成です。
(2022年1月日本少額短期保険協会さまが第7回孤独死現状レポート)

この報告書では、「職業上が5割と家族や親族との絆の強さが失われつつある」とあります。

しかし、私は特殊清掃や遺品整理の仕事をしつつ、慈善事業の一般社団法人社会整理士育成協会では「ストップ孤立死」活動に携わっている中で、家族や親族では早期発見は難しいと考えています。

 

理由はただ1つ

 

親族や友人ほど孤独死や孤立死に合うと思わない・思いたくないからです。

なので、孤立死を減らす方法は、職業上の関係者の比率を上げることだと思っています。もちろん家族や親族・友人が見つける比率を上げるのは重要で、そうあって欲しいのですが、このご時世では難しいと思いますし、私の経験では「見たくない」と言う人も少なくないのです。

ご遺品整理をさせていただくと、その方の食生活や趣味・性格がある程度わかります。この方はタバコが大好きで、缶詰・カップラーメンを主食で過ごされていたようです。お酒はありませんでした。お薬はありましたが、日付も考えると飲んでいなかったのではないかと察します。

今日は、遺品整理のみ。後日クロスの剥がしと特殊清掃にお伺いする予定です。

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