この現場は、
決して、ゴミ屋敷ではありません。
モノを本当に大切にされている方でございました。
選別をする私たちには分かります。
思いがひしひしと伝わってくるのですよ。
まず、運び出す前には、お住まいを傷つけないように、
各部屋と玄関まわり、エレベータの内外を養生します。
そして、ご遺品を置く部屋を決め、最初にかたづけを始めます。
養生や手順、街中でのトラックのピストンなど、
当社には、元大手の引越しマンがいるので、ご安心ください。
そして、当社には女性だけのチームがあります。
(現在3名)
チーム志(こころざし)
この名前は、遺品整理を行う上での志を忘れないという意味と
最年長のメンバーの名前に志が入っているところで命名しました。
女性は、主に衣服・下着・小物関係を担当します。
特に、下着に関しては、亡くなった女性・男性の方もその方がいいと思います。
そして時には、立ち会って頂くご遺族とお話をしたりもします。
大きな遺品や不用品と女性人が選別し終わったものは、
男性スタッフが運びます。
リサイクル品は、事前にリサイクル業者と
時間の打ち合わせと査定を完了しておき、見積もり時に相殺します。
すべて運び出し終わったら、軽清掃を行いおかたづけ終了になります。
この現場は3LDKで、約30トンの排出でした。
作業時間は1日でした。
ご遺族の方も、ビルのオーナーさまも親切にしてくださりました。
お亡くなりになられたご婦人もきっと喜んでおられると思います。
なお、現場の写真や男性スタッフの写真も載せたかったのですが、
個人情報がございましたので、外させて頂きました。