本日の弊社は、京都市南区、右京区、向日市、
福井県敦賀市、滋賀県彦根市の遺品整理、殺菌消臭、
ゴキブリ駆除、異物混入防止対策にお伺いしました。
「本当に、いい業者さんにお願いして良かったぁ」
と依頼主の方にお褒めのお言葉を頂き、
当然のことをしたまでですが、
本当に嬉しい美鈴環境の鈴木です。
美鈴環境サービスの遺品整理は、
お客さまから、「全て処分してください」
と言われても、必ず分別作業を行います。
これは、基本ですから、ご理解頂きたいです。
なぜかと言うと、2つあります。
1つ目は、必ず想い出の詰まったものが出てくるからです。
笑顔相続というワードで活動する美鈴環境なら当然の活動ですし、
全てを不用物扱いにするのではなく、しっかり分別する行為もまた、
環境経営の廃棄物削減という取り組みにもなります。
依頼主の方は、
「これ、探していたんだ」
「こんな写真、見たこと無かったなぁ」
など高確率でおっしゃいます。
今回は、想い出の品だけではなく、
現金が600万円も残されていました。
息子さんがご存じでなかったので、
どんな想いで残されていたのか分かりません。
ちなみに、ここでは追及することはやめておきました。
封筒と財布に細かくお仏壇の前にあった
小さなタンスに仕舞われていましたので、
よく隠される人気ポイントではありました。
いわゆるタンス貯金であります。
しかし、このタンス貯金が
実は、意外と厄介なものだとご存じでしょうか?
これがなぜ分別作業をするのかの2つ目の理由であります。
このタンス貯金が高額の場合、
相続税というものがかかってくる場合があるのです。
これを隠ぺいして、もし税務署からマークされていると、
とんでもないことになります。穴を掘って隠しても見つけられます。
それは、申告された相続税額が予想以上に少ないと
あまりにも怪しくて、バレてしまうからです。
もし、今回のように孤独死ではなく、
遺品整理の対応がかなり遅くなった場合、
遺産分割協議のやり直しをしなくてはなりません。
そして、細かく調査されると、
相続税だけではなく、贈与も発覚したりし、
贈与税のダブルパンチに加え、延滞税や重加算税なども
課税される恐れがあるのです。
基本的に、基礎控除額(3000万円+600万円×法定相続人の数)
以下なら、相続税に関しては、問題ありません。
しかし、相続は争族になる可能性を
秘めているわけです。
もし、間髪入れずに全処分されていたら・・・。
というわけで、
遺品整理は、孤独死であろうが、全処分するのではなく、
遺品・リサイクル品・不用品の3つを分別してもらえる
業者さまにお願いすることをおすすめします。
今回のように、たくさんの現金を残して頂いていると、
相続人同士で争う可能性もあるのですが、
ご両親に対しての感謝も、何百倍にもなる場合もあります。
想い出の品を見ていると、
改めて両親の偉大さを知り得ることもあります。
遺品整理で、依頼主の落ち込んだ表情が、
一気に、自然に笑顔がほころぶ、あの瞬間は、
私たち、女性スタッフを中心とした分別班は、
とても感動を頂けるので、依頼主さまに感謝しています。
遺品整理・生前整理に関するご相談は、
当社の遺品整理士・相続診断士までご連絡ください ↓
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