滋賀県大津市 | 遺品整理

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生前整理はやってはいけない人もいる?

皆さん、おはようございます。
困ったを助けるミスズマンです。

今日も、前回に続いて害虫駆除関係のお話ではなく、
整理事業から生前整理のお話をしたいと思います。

では、ゆうちゃん、よろしくお願いしま~す

【ゆう】
今日はどんなことが学べるかしら。

【ミスズマン】
昨日は、生前整理の必要性っていう話をしたよね。

【ゆう】
うん。生前整理をせずに遺品整理を向かえると
後悔することや相続で争うことになる
可能性があるんだよね。

【ミスズマン】
そうそう!
「生前整理って絶対にやらないと!」
って思ったでしょ?

【ゆう】
うん。あたしの財産も他人に取られるかもしれないし。

【ミスズマン】
おっ!その言葉はいいアシストだ。
実は、生前整理するとちょっとマズイこともあるんだ。
今日はそのへんを伝えたいと思う。

【ゆう】
え~っ汗
そんなことあるの?

【ミスズマン】
あるんです!
では始めよう。


ちょっと待った!生前整理しちゃダメ!

例えば、母が認知症で要介護だとします。
夫(配偶者)はすでに死亡しており、
残された子供は、長男と次男の2人。

次男は遠方に住んでおり、
年に1度くらいしか帰ってこない。
長男は、近所に住んでいるとします。

よくあるケースですよね。

でも、長男は仕事が忙しくて、
母の介護のお手伝いができない。
そこで、この長男の妻が登場します。

長男は、妻に

「おふくろのことお願いできないやろうか?」

妻は、長男の母ですから、
責任をもって引き受けるとしましょう。

毎日、義理の母のために、
自分の家庭と2つの家事をこなして頑張っています。
次男の母も大喜びの様子です。

さて、勘の良い人は何となくですが、
この先が分かるのではないかと思うのですが、
ゆうちゃん分かるかな?

【ゆう】
まったくわからん!

【ミスズマン】
最高!やりがいがある笑

【ゆう】
早よ!しろ


介護はいいのです。
掃除洗濯、ゴミ出しはいいです。
でも、生前整理は・・・。

どうですか?
母の持ち物の整理というのは、
言い換えると、母の財産です。

これを、長男の妻が整理した場合は、
かなり注意が必要です。

相続人ではないからです


法定相続人と呼ばれる相続人は、
民法で定められていて、
母の子どもである長男と次男の2人です。

貴重なモノや現金が無くなった場合、
真っ先に疑われてしまうのが、
頑張って介護をしてきた
次男の妻になる可能性があるのです。

良かれと思って整理してあげたら、

「なぜ、母の趣味のモノを処分したんだ」
「それは、ボクがもらおうと思っていたのに」
「確か、ここに100万円あったはず・・・。」と
昔に使ってしまったお金のことを認知症のお母さんが言う

などの思いもよらぬトラブルに
なってしまうかもしれないのです。


結論からいうと、

貴重品、もしくは貴重品らしきモノ、
趣味のモノには、触れないように
して頂きたいと思います。


【ゆう】
確かに冷静に考えてみたら、
よく分かる話だけど、
おそらく、ほとんどの人が
良かれと思って片付けしそう。

【ミスズマン】
そうなんだよ!
例えば元気なお母さんに、

「昔は大事にしてた服だけど、もう要らないわ!」


と言われたら捨てるでしょ。
でも、のちに認知症になって

「あれ?あの服がない」

なんてことが起こるかもしれないからね。
この場合だったら、
ちゃんと次男にも知っておいてもらうべきなんだ。

【ゆう】
なるほど。
おかたづけって誰でも出来ると思ってたけど、
害虫駆除と同じで、やはり専門家でないと
ダメかもしれないね。

【ミスズマン】
コミュニケーションが取れていないお家は
本当に専門家が入った方がいいよ。

【ゆう】
わかったぁー
コミュニケーション取るようにしまーす


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