滋賀県大津市 | 遺品整理

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お客様への伝え方が難しい家財整理

皆さん、こんにちは。

生活環境ドクターのミスズマンこと美鈴環境サービスの鈴木です。

 

先日は、動産もろとも不動産を購入されたお客様宅の家財整理にお伺いしました。

結論からすると、何を遺して・何をサヨナラするのか?まったく決まらない状態でのスタートでした。

このパターンは、少なくはないのですが、お客様の私たち専門家に対する伝え方がうまくいかない場合は、ちょっと専門家側が不安になってきます。

なぜなら、私たちは、残すモノを捨てることは絶対にあってはならないからです。

 

例えば、家具の棚にモノが一部だけ入っています。

宝石箱に「残す」という表示が貼ってあった場合は、皆さんだったら以下のどちらだと思いますか?

1.宝石箱だけ残す

2.棚にあるモノすべて残す

 

どうでしょうか?

答えが割れるのではないでしょうか?

お客様の頭の中にある答えは1つであって、私たちが勝手に判断し、処分してはいけないのです。今回、このような状況での作業スタートでした。

もちろん、現地にお立会いしていただけるのであれば、お聞きできますから問題ありません。

ところが、今回はお立会いが出来ないということでしたので、事前に残すモノには表示をしていただくようにお願いしました。

そこで、先ほどの問題の答えですが、我々作業員の答えは1 お客様は

お互いにとって恐ろしい感覚のズレが出てしまったので、すごく時間がかかってしまいました。

弊社は、分別と仕分けを丁寧にする習慣づけをしているので、「捨ててしまいました」なんてことはありませんが、今回のことで、「お客様への伝え方」を今一度見直すべきだなぁと痛感した次第です。

改善した事は、「ヒアリング時に伝える」ことももちろんですが、御見積書にも「残すモノ自体に表示をしていただく」「棚上など複数の場合は分かりやすいように表示していただく」旨の追記を行うようにしました。

分かっておられると思って行動するのではなく、

 

大事なことは「念には念を」で確認する

 

ことを常に忘れずに行動できるようにしようと思いました。

そのためには、私たちプロも日々の生活習慣・特に思考力が低下する原因になる寝不足には注意しなければいけないですし、会社の体制づくりも日々気にしていかないといけないと感じました。